映画ちょー初心者がひたすら感想を書くブログ

今までの人生で、映画はあまり見て来なかったアラフォー女子が、映画出演をかけて、まずは映画を見ようと取り組んでいるブログです。

「隠し砦の三悪人」感想

黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」観ました!

 

この作品を見たJ・ルーカスが、太平と又七の凸凹コンビをヒントに、スターウォーズC3POR2D2の凸凹コンビとして取り入れたということですが、この2人のダメダメっぷりが、物語の要になっている作品でした!

 

戦国時代、戦に負けた秋月のお姫様を同盟国まで送り届けて、御国復刻を目指す物語。

 

ストーリー的にはとっても面白かったです✨

 

ただ、あまり腹に落ちていないのが、カムフラージュとは言え、姫を助ける為に事情も知らない貧しいおバカな百姓の太平と又七を同行させたこと。

 

この二人じゃなければ、もっとスムーズに行くのに!!

って、イライラしっぱなしでした。

 

品がなくて、お金にがめつくて、雪姫のこともいやらしい目で見るし、私はすごく嫌でした。

 

この二人のことは、なんだかんだで憎めないという感想が多い中、私は憎むまではいかないけど、好感が持てませんでしたー💦


隠し砦を出る時に、老将と老女の他に、若い秋月の郎党が2人いたのだから、忠誠心のあるその二人をお供にすれば良かったのでは?と思ってしまいました。

でも、品があると、敵にバレてしまうんですかね。

 

というか、すんなり上手くいったら、そもそも映画にならないですね(^_^;)

 

そして、技術的なことを言うと、やはり白黒映画は見辛いです。

 

特に音声が聞きにくかった。

 

大事なセリフも聞き取れないので、何度も止めて、詳細のあらすじを確認しながらの鑑賞になってしまいました。

 

今後白黒映画を観るときは、字幕を付けようと心に誓いました。

 

あとは、一つ一つのシーンが長くて、もう少しテンポ良く進んでくれたら良かったなぁと思いました。
崖を上るシーンがひたすら多かったです💦


雪姫は棒読みだけど、雰囲気は抜群で、女優は演技力だけじゃないのだと学びました。


また、三船敏郎は、七人の侍では危なっかしいちょっとおバカな役だったけど、この作品では貫禄ある侍役で、こんなにも演じ分けられるのはただただすごいと思いました。


現代のテンポ感とカラーで、撮影技術も向上した形でこの映画を撮り直したものを見てみたいなと思っちゃいました。


と思ったら、松本潤さん主演で現代版あるんですね。

 

とは言え、感想見ると全くの別物みたいですが。

また折を見て、そちらも鑑賞してみようかと思いました。

 

今日もありがとうございました😊

 

ミルミル

 

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