「七人の侍」感想
観ました!
名作と言われる意味がわかりました🤣
昭和の時代のエネルギーがそのまま込められている作品だなと思いました。
戦争を乗り越え、日本人として仲間と共に生きるという想いが、そのまま作品になっていると思いました。
男は男として、女は女として、老人、若者、子供、それぞれがそれぞれの役割を果たし、自分の強みを生かし、集合体になって生きる✨
これが人間として生きるということなのかと、スピリチュアルな意味合いでのメッセージを受け取ったような気持ちになりました。
そして、最近の作品と違うなと感じるのは、役者一人一人の魂が輝いている感じがするのです。
演技が上手いという言葉ではうまく当てはまらないのですけど、とにかく役者が生きてるんです。
現代人が忘れかけているものがこの映画にはある気がしました。
人間として目覚めていると言えばいいのか。
外れに住んでいる農民が、自分たちの家は自分たちで自衛すると戦列を離脱したことに対して、勘兵衛が「己れのことばかり考える奴は己をも滅ぼす奴だ。仲間を守ってこそ自分を守れるのだ」と一喝したシーンがありましたが、ここがまさに日本人の魂なんだろうなと思いました。
また、生娘が大人の女になった後のシーンが台詞はないのに、妙にゾクゾクしました。
妻を野武士に奪われた百姓が最後勝利して笑顔で歌う変化は、今回も負け戦、勝ったのは百姓というのが、なるほどそうだなと思もえました。
7人の侍もそれぞれ個性があって、本当に面白かったです。
もう少し見やすい動画だったらより良かったなとは思いますが、これも味なのかなとも思いました。
黒澤明監督、まさに日本の巨匠でしたー。
今日もありがとうございました😊
ミルミル