「幸せの黄色いハンカチ」感想
山田洋次監督の「幸せの黄色いハンカチ」
観ました!
名作と言われるものは、いつまでも名作なんだと思いました。
めちゃくちゃ昭和!!って感じでしたが、逆にそれがオシャレにも見えて来ました✨
年齢超えてからしか知らない俳優さん達が、若い頃はこんなんだったのか!という驚きもありました🤣
金八先生のイメージが強かったので、武田鉄矢さんの男男したキャラはなんとも言えない微妙な気持ちになりましたが、見ていくうちに、演技の上手さに取り込まれて、見終わる頃にはこっちのキャラが定着していました。
色んな役が出来てすごいと単純に思いました。
桃井かおりさんもSK2のイメージでしたが、若い頃はとっても可愛いんだと衝撃でした🥰
高倉健さんは、イメージのままでした。
高倉健さん演じる島優作は、いかにも日本男児という感じで、想いは熱く、一途で不器用で、見ているととてももどかしくて、もっと自由に生きるコツを教えてあげたいって思ってしまいました。
北海道で出会った3人の旅、ありそうで無さそうで、でもやっぱりありそうで、無さそうだなと思いました。(←結局どっちww)
偶然出会った3人が、それぞれ成長していく姿は、見応えがありました。
自分に価値を見出せず身を引くことが相手の幸せだと考える島優作。
失恋してチャラチャラしている武田鉄矢さん演じるハナダキンヤ。
同じく失恋して、男を信じられなくなって自暴自棄の桃井かおりさん演じるオガワアケミ。
最初は変な3人組って思いましたが、最後は運命の3人組だと思えました。
自分に価値を見出し、愛がずっとそこにあることを知った島優作。
島優作の一途さを通して、上辺のチャラさを手放し、真っ直ぐ女性と向き合うことを決めたハナダキンヤ。
島優作の奥さんの愛を見て、男性を信じることを決めたオガワアケミ。
それぞれの変化が、見た後ものすごく気持ち良くなりました。
黄色いハンカチを、何十枚も掲げて島優作を待つミツエの姿はけなげ過ぎて、泣けてきました。
愛は永遠なんだと思える素敵な映画でした。
昭和の暴力的なシーンだけはちょっと苦手でしたが、ほっこりハッピーエンドのストーリーはすごく好きでした。
とにかく名作でした!
今日もありがとうございました😊
ミルミル